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【UTAU実践録】ペンタブ調声でHANAしてもらった-Mode1用ピッチエディタ編【番外編-HANASU】

 ■青天の霹靂■

 

 (小生    ) こんな動画ができちゃいました。
 (脳内の人3) 事情を話してもらいましょうか……なのです。
 (小生    ) な、なんで殺気立ってるの?
 (脳内のケロ) ……この動画を作るために、本来やる予定だった
           第4楽章第3節の内容をうっちゃった……ということだ。
 (脳内の人5) つ[計画がいろいろとくるっちゃいますよね。]
 (小生    ) そこは、ほら、臨機応……

 ドンッ!!!

 (脳内の人3) まあ、やってしまったものはしょうがないのです。
           さっさとまとめるのです。
 (小生    ) ひ、ひぃ。そうさせていただきます…… 

 ■番外編という暴挙に至った経緯■

 (小生    ) では、まずことの発端となった動画を紹介します。

 

 (脳内のケロ) ……複数音符のピッチをまとめて変更できるプラグインだな。
 (小生    ) そう、でもそれだけだとピンとこなかったんだけど、このコメント。
           これを見てね。ちょっと思うところがありまして。

 [SS:例のコメント]
 例のコメント

 (脳内の人5) つ[ペンタブレットについての言及ですね。]
 (小生    ) そうそう。それでね。
           最近、実践録第4楽章の記事を書くために読んでる164氏のブログの中に、
           こういう記事がありまして。

 [203soundworks:ぼくの調教方法]

 (小生    ) ここにまさしくペンタブを使う調教法の説明があるんですよ!
          キタコレ!って安直に考えたのが4日前の話。
 (脳内の人5) つ[それで、昨日ペンタブレット買ったんですよね。
           イラスト描くために買うのはあれほど渋ってたのに……]

 [SS:ペンタブレット]
 ペンタブレット

 (小生    ) いや、ほら、イラスト描くためにももちろん使って、もらって……
 (脳内の人5) つ[なんか釈然としません。]
 (小生    ) すみません……

 (小生    ) で、ちょっと試してみたわけですよ。
 (脳内の人3) それなら第4楽章の記事として書けばいいのです。
           何ゆえHANASU動画を作ったんですか?
 (小生    ) うん。使いこなせなかった。
           というか上記のブログ記事を読んでもらったら分かるけど、
           調教において重要なのが「DIY=ダイナミクス※1」というパラメータで、
           これを主にペンタブで描いていくらしい。
 (脳内のケロ) ……ピッチも関係なくはない。
 (小生    ) 一応やってみたんだけど、
           結果が手動でちまちま設定したのとあまり代わり映えしないなぁと。
           むしろちょっとやりづらい部分もあったし……
           それでちょっと息抜きにHANASUにチャレンジしてみようかなと。
 (脳内の人3) ふーん、なのです。
 (小生    ) 冷めた目でみないで……

  ※1:DIY→VOCALOIDのパラメータの1つ。
        UTAUではエンベロープと音量コントロールを組み合わせて実現するらしい。
        詳細は[UTAUユーザー互助会@ウィキ:調声入門(ボーカロイド使いの憂鬱)]

 ■それでは実践■

 1.まずは使えるようにします。

 (小生    ) プラグイン導入のところはデモ動画を見ていただければ分かるけど、
          一応このブログでも一通りなぞっておきます。

 [SS:まずはダウンロード] (※プラグインデモ動画の説明文からたどることが出来ます)
 まずはダウンロード

 [SS:解凍まですませました]
 解凍まですませました

 (脳内の人3) この辺りはいつもの流れなのです。
 (脳内の人5) つ[どうやってUTAUに組み込むんですか?]
 (小生    ) 同梱のreadme.txtにも書いてるけど、
           まずUTAU本体が存在するフォルダに「plugins」というフォルダを作成する。

 [SS:plugins]
 plugins

 (小生    ) そこに「picedit」のフォルダをまるごと突っ込めばOK。

 [SS:pluginsの中にぶっこむ]
 pluginsの中にぶっこむ

 (脳内のケロ) ……そうするとUTAUのあるメニューのなかに。

 [SS:[ツール]→[プラグイン]→[Mode1用ピッチエディタ]]
 [ツール]→[プラグイン]→[Mode1用ピッチエディタ]

 (脳内の人3) これで開くことができるわけですか。案外簡単なのです。
 (小生    ) そういえばプラグイン自体も使うのはじめてだったけど、
           なんら迷うことはなかったね。

 2.次に対象となる歌詞の入力

 (小生    ) 小生はHANASU初挑戦であるわけで、あらゆる知識が足りない状態でした。
 (脳内の人5) つ[具体的には?]
 (小生    ) テンポの設定とか、音符の長さとか、音程とか……もうあらゆること。
 (脳内の人3) ほんとはUTAU導入直後のとき1度HANASUを試そうとしたのです。
 (小生    ) うん、でもすぐあきらめた。
           何をどういじればいいかさっぱりだったもん。
 (脳内のケロ) ……たしか台詞はテトから入った初心者が一度はやるだろう…… 
 (小生    ) 皆まで言うな。話を進めます。
           とりあえずいくらプラグインがあっても基本の基もないとつらいので、
           こちらの動画を参考に勉強しました。

 

 

 (脳内の人3) 伝説のテトークマスター、もっと変なPのHANASU講座なのです。
 (小生    ) これは本当にためになる動画です。オススメ。
           HANASUやらない人でも、しゃべりの凄さで楽しめます。
 (脳内の人5) つ[これで少しはアクセントのこととかを学んだんですね。]
 (小生    ) そういうこと。

 (小生    ) で、実際に作業に移ったわけです。
           まずはテンポを「155」に。それから、Lengthを「8分音符」設定。

 [SS:テンポ]
 テンポ

 [SS:Length]
 Length

 (小生    ) それで言葉をLyricにいれるわけです。

 [SS:Lyric]
 Lyric

 (脳内のケロ) ……なぜ、ウィザードリー。
 (小生    ) いいじゃんかよ。パッと思いついた言葉がそれだったんだよ。

 [SS:歌詞を入力しました]
 歌詞を入力しました

 (小生    ) 「歌詞で挿入」ボタンを押して、ピアノロールに歌詞を配置します。
           はい、それでプラグインを……
 (脳内の人3) ちょっと待つのです。
 (小生    ) ん?
 (脳内の人5) つ[たしかデモ動画ではプラグインを開く前に音符に設定をしてたような。]
 (小生    ) そうそれ。
           「メニューの表示-選択範囲-自動調声を適用する」というくだりがある。
 (脳内のケロ) ……じゃあ、しなければいかんだろう。
 (小生    ) でも、そのメニューUTAU ver0.2.45beta版で付いてるものだと思うんだよね。
           少なくとも今自分の使っているver0.2.43版には無い。
 (脳内の人3) どうするのですか。
 (小生    ) 特になにもせず開いたら使えたので、気にしないことにした。
           もしかしたら、知らないうちにした設定がうまく働いてるせいかもしれない。
 (脳内の人5) つ[同じバージョンを使っている人で、うまくいかない人はデモ動画を見直すか、
           UTAUのバージョンアップをお願いします。]

 (脳内の人3) それはそれとして、この歌詞のままじゃ失敗するのが目に見えてるのです。
 (小生    ) たしかに。

 [SS:修正後の歌詞]
 修正後の歌詞

 (小生    ) HANASUの場合、UTAUとちょっと違って、
           伸ばし棒は一音を伸ばした方がいいみたい。
 (脳内のケロ) ……UTAUだと「ぽう」「たあ」にして対処することが多いがな。
 (小生    ) それだとなんか音と音が断絶した感じになるんだよね。
           まあ、エンベロープいじってないせいかもしれないけど。
 (脳内の人3) 「おお」を「お」一音にまとめたのも同じ理由ですか。
 (小生    ) そうだね。その辺の抑揚は全部ピッチでつけるといいっぽい。
           あと「っ」は本当は「R」にすべきなのかもしれないけど、
           どうせ無音にするのは変わらないのでほっておきます。
 (脳内の人5) つ[Mode2だとちょっと違いが出てくるんですけどね。
           休符にはポルタメント繋ぎませんから。]
 (小生    ) あ、それで思い出した。
           Mode2にしている人はMode1に切り替えて置いてください。
           このプラグインMode1用ですので。

 3.あとはうねうねピッチを描く

 (小生    ) さて、それでは起動してみます。

 [SS:Mode1用ピッチエディタ ver1.1]
 Mode1用ピッチエディタ ver1.1

 (脳内の人5) つ[あとは書いていくだけですね。]
 (小生    ) そう、ここからはペンタブが威力を発揮する。
 (脳内のケロ) ……マウスでもかまわないがな。
 (小生    ) まあ、たしかに言うほどは変わらないかも。
           でも、長時間やると腕の疲れとかに差が出てくるんじゃないかなぁ。
 (脳内の人3) 意外とマウスも重たいのです。 
 (脳内の人5) つ[ペンタブの方が繊細に動かせますしね。]
 (脳内のケロ) ……ただ、わざわざ買うほどのものかというと……
 (小生    ) その辺は、個人の価値観にお任せします。

 (小生    ) それから、ペンタブ使うときは基本フリーハンドかと。

 [SS:フリーハンドを選択]
 フリーハンドを選択

 (脳内の人5) つ[他のツールを使っても、面白い線をかけますよ。]
 
 [SS:サインカーブで書いてみた]
 サインカーブで書いてみた

 (脳内のケロ) ……実用性があるかは疑問だがな。
 (小生    ) 手書きの「味」が声に反映されればいいなーってところもあるしね。

 [SS:フリーハンドで書いてみた]
 フリーハンドで書いてみた

 (小生    ) このプラグインのもっとも偉大なところは「サクッとかける」ところだよなぁ。
 (脳内の人3) ものの3秒でかけるのです。
 (小生    ) こういうピッチカーブ設定しようとすると、
           UTAU本体のピッチエディタでは結構かかるよ。
 (脳内のケロ) ……1フレーズ4、5分。場合によっては10分以上……
           慣れてもそうは早くなるまい。
 (小生    ) この手軽さを活かせば、試行回数をガンガン重ねて
           ブラッシュアップできるからね。大きな強みですよ。

 ■実際のところ■

 (小生    ) 今回、ペンタブ調声でHANASUをやってみて思ったことをまとめてみました。
 (脳内の人3) 動画内で言及していることに重複する部分もあるのです。

 ・ピッチは自由に動かせても、エンベローブや発声のタイミング、
  長さの調節ができないとHANASUを習得するのは難しい。


 (小生    ) いきなりプラグインと関係ない話で申し訳ないけど、
           自由にピッチ変えられるからってすぐうまいHANASUができるわけではない。
 (脳内のケロ) ……痛感するところだな。
 (小生    ) うん。でも、ピッチ操作というある意味HANASUを習得する上で「重い」部分が、
           プラグインによって少しでも軽減されるわけだから、
           HANASU技術向上の役には必ず立つと思うよ。
 (脳内の人5) つ[実際今回動画用に作ったフレーズもまだまだですよね。]
 (小生    ) 自由に出来るピッチの部分もまだ不十分だからね。
           ま、何事も努力が必要ということです。


 ・手書きでピッチを繋ぐと、通常の方法で調声したHANASUと違う味が出る。

 (小生    ) これは動画でも言及してますが、ピッチが「異様につながる」せいで、
           独特の聞こえが生じてるものだと思います。
 (脳内の人3) Mode2のポルタメントでも音符と音符をつなぐことができますが、
           だいたい歌唱の場合はつながり方のカーブが決まってるのです。
 (小生    ) このプラグインをつかえば、どんな線でも自由自在だからね。
           その点、面白い可能性を引き出す素質を秘めてるといえる。
 (脳内のケロ) ……ある種の正解にたどり着くのが困難になってるともいえるがな。
 (小生    ) そこは功罪かなぁ。「しゃべりの正しいあり方」を追求すると、
           ある程度、お決まりのパターンがあったほうがやりよいというのはあるよね。
           その辺は、たぶん慣れで補えると思う。


 ・「UTAU」音声を作る場合は本体側のピッチエディタが有利?

 (小生    ) まあ、主に先行発音や固定範囲のパラメータが表示されるか否かという点が。
 (脳内の人5) つ[それらが表示されていれば、パラメータ設定の目安になりますからね。]
 (小生    ) 欲をいうとエンベロープも重ねて表示されれば最強。
           164氏の調教法に近いこともできる……かもしれない。
 (脳内の人3) たぶん全部は再現できないのです。
 (小生    ) その辺がUTAUとVOCALOIDの違いになってくるのかなぁ。
           今はうまく語る言葉を持ってないけど。

 (脳内のケロ) ……特に先行発音は気をつけないと、音程が妙になってしまうからな。

 [SS:ももわはい……]
 ももわはい……

 (小生    ) 代表的な例は、この「は」だよね。
 (脳内の人5) つ[この画面だと「わ」の途中からピッチが変わってるように見えますね。]
 (小生    ) うん、でも「わ」の後ろ半分は「は」の先行発音が来てる。

 [SS:わは]
 わは

 (小生    ) この通り、なのであの位置で音程を変化させて安定させとかないと、
           妙な感じで聞こえてしまうんだよね。
 (脳内の人3) 歌だとピッチの遷移が大きくぶれないので
           (=動かすポイントが少ない。一定の法則がある。)、
           パラメータを見ながら設定できるピッチエディタが有利なのです。

 ・音符の音程を無視できる。

 (小生    ) これは好みの問題かもしれないけれど、
           小生は、ノートを動かさず全部プラグインのピッチで音程を表現する方が、
           UTAUの画面がすっきりして好きだなぁ。
 (脳内の人5) つ[ベースラインが一目で分かるのがいいですよね。]
 (小生    ) 最近、ようやく「歌わせやすい音域」の意味を理解したからなぁ。
           上述した動画でそれがHANASUでも重要だってことも知ったし。
 (脳内の人3) ベースラインを動かしたり、エンベロープを設定するときには、
           一塊になってるということは操作上での強みなのです。
 (脳内のケロ) ……ポインタをあちこち動かさずに済むからな。


 ・サクサク作れるので楽しい!

 (小生    ) このプラグインの最大の特徴はこれでしょう。
           作る楽しみを存分に味わえます。
 (脳内の人5) つ[書いては聴き、書いては聴き、
           線によってしゃべりの印象が随分違ってくることを実感できますからね。]
 (小生    ) やっぱり違いが分かるってことが上達には重要だよね。
           まずは分かりやすいところから慣れ親しんでいって、
           徐々に細かい差異を聞き分けられるようになるってのが理想的。
 (脳内のケロ) ……そのためには使いやすいインタフェースは不可欠。
 (小生    ) もともとUTAUは使いやすいインタフェースをしてるんだけど、
           このプラグインはちょっと革命的だと思うなぁ。
 (脳内の人3) UTAUの可能性がぐんと広がるのです。


 ■番外編終了です。■

 (小生    ) 最後に、小生HANASUはほんとに素人です。
           昨日ペンタブ買ってきてはじめて本格的にHANASUをやりました。
           それでも、あそこまでHANAしてくれるんだから、
           このプラグインは凄いと思うんだけど……
 (脳内の人3) それは、実際に使って評価してもらうしかないのです。
 (脳内の人5) つ[とりあえず、興味のあるかたはデモ動画を一通り見てください。]
 (脳内のケロ) ……デモ動画といっても、小僧の作ったやつじゃなくて、
           プラグイン製作者の動画の方だ。

 (小生    ) もう一点。小生の動画のHANASU部分作成には
           正味1~2時間ほどしかかかってません。
 (脳内の人3) これが早いか遅いかは、マスターが素人なため評価できないのです。
 (小生    ) たぶん、普通に作ろうとするよりは断然早いと思うよ。

 (小生    ) うわ、気づけば凄いボリュームになりました。
 (脳内の人3) 本編もこれくらいの気概でやれなのです。
 (小生    ) そうありたいと願ってる。
 (脳内の人5) つ[願うだけじゃ(苦笑)まあ、ボチボチですね。]
 (脳内のケロ) ……それでは、そろそろお暇しよう。アディオス。
 (脳内の人3) それじゃ、なのです。
 (脳内の人5) つ[長々とお付き合いいただきありがとうございました。]
 (小生    ) それでは~

 [次へ:B-H-2 ペンタブ調声でHANASU-その2] 
 [索引へ]
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生業: IT屋さん
発生: 1980年代

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